カロリー制限をしているのに痩せない原因とは

カロリー制限をしているのに痩せない原因とは

ダイエットをしている多くの人が食事制限を行なっているかと思います。

「これだけしか食べていないのに痩せない…」と感じたことはありませんか?

ダイエットの食事制限では食べる量も大切ですが、同じくらいに摂取する栄養素がとても大事になってくるんです!

食べていないのに痩せれないと思う方はぜひこの記事を読んでみてください!

摂取カロリーを抑えれば絶対に痩せる?

当ブログでは何度かダイエットの大原則として【消費カロリー>摂取カロリー】が最重要とお伝えしてきました。消費カロリーを高めるか、摂取カロリーを抑えることでこの式が成り立つことが分かりますね。

ただ、食べている量が少なく、摂取カロリーを大幅に抑えることができていたとしても、代謝機能が正常でなければ消費カロリーが落ち込んでしまい、先ほどの式が成り立たなくなってしまいます。

代謝機能を下げてしまう、良くない食事制限の例を紹介していきます。

〇〇だけダイエット

今まで、バナナだけ、春雨スープだけ、サラダだけなど多くの〇〇だけダイエットが流行ってきました。このブログを読んでいる方の中にも「やったことある!」というものがあるかもしれません。

〇〇だけに選ばれる食材は低カロリーであるという特徴があります。そのため摂取カロリーはしっかり落とすことができるため、ダイエット開始時には体重の減少が見込めるでしょう。

ただ、体を作り変えたり代謝を向上させるのに不可欠な微量な栄養素に偏りが出てしまう可能性が高いです。

摂取カロリーを抑えられていたとしても、基礎代謝が落ち、消費カロリーが減少してしまうため、当初スルスル落ちていた体重ものちに停滞してしまいます。

また、基礎代謝が落ちているため、ダイエットをやめた時のリバウンドのリスクを大幅に高めてしまいます。

過度な食事制限

摂取カロリーを抑えれば抑えるほど消費カロリーとの差額が大きくなり、痩せる可能性が高くなります。

ただ、摂取カロリーが少ない状態を長期間継続していると体が飢餓状態であると勘違いをするため、生き残るために必死に消費カロリーを少なくしようとしてしまいます。

ある研究では低カロリーな食事をしているグループはそうでないグループと比べて日常の運動量が少なく、消費カロリーを節約する傾向にあるということがわかっています。

性格や行動まで変えてしまうというのは驚くべきことですが、人間も動物だと考えると納得がいきますよね。

過度な食事制限は短期間で体重を落とすことができますが、継続することで体が省エネモードになってしまうためどんどん痩せにくい状態となってしまいます。

カロリーを抑える際に注意すること

それでは先ほどあげた二つの問題点の解決方法である、微量栄養素を摂取する、過度な食事制限を避けることについて解説していきます。

微量栄養素を摂取する

食事制限をする中で三大栄養素以外で意識的に摂取したいのはビタミン、ミネラルです。

食物繊維と水もとても重要ではありますが、食事制限中は空腹を紛らわすために摂取していることが多いので今回は除外しました。

ビタミンミネラルを摂取する際にはサプリメントがおすすめです。

もちろん食品から摂取することができますが、十分な摂取量になるようにするとその分カロリーも大幅に増えてしまい、カロリー制限がうまくできなくなってしまいます。

サプリメントから摂取することで必要な微量栄養素を摂取しつつ、カロリーは抑えることができるので特にダイエット中にはおすすめです!

多くの錠剤を飲むのが面倒だという方は、マルチビタミン・ミネラルといった複合型のサプリメントを摂取すると良いでしょう。

過度な食事制限を避ける

過度な食事制限は避けなければいけませんが、摂取量は抑えなければ痩せることはできません。何だかもどかしいですよね。

以前紹介させていただいたこちらの記事【ダイエットの停滞打破!チートデーとは】https://calorietradejapan-inageku.com/588/で紹介したチートデーを取り入れる以外にも、エネルギーとなる成分(糖質or脂質)の摂取量を日によって変える方法の効果的です。

例えば三日間で毎日500kcal摂取するのと、二日間300kcal次の日に900kcalを摂取するのではトータルすると同じ摂取量になりますが、後者の方が多くのカロリーを摂取する日があるため、体が飢餓状態であると認識しづらく省エネモードに切り替わりにくくなります。

こういった形で小さいチートデーのようなものを入れることで摂取カロリーに波を作り代謝を落とさないように知ることもできるので、ぜひ停滞している方はぜひ実践してみてください。

ただ、トータルの摂取量が増えてしまっていると意味がないので注意してくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。カロリー制限をしているのになかなか体重が落ちないという方は微量な栄養素が摂取できているか、過度に制限してしまっていないかをチェックしてみてくださいね。

食事制限は限界もあり、過度な場合は栄養素の偏りやリバウンドのリスクを高めるを原因となるので、食事制限だけでなく運動もしっかり行って健康的にダイエットしていきましょう!

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

大手ジム元店長が教えるパーソナルジムの選び方

大手ジム元店長が教えるパーソナルジムの選び方

ダイエットをを始めよう!と思った時、自分1人で食事制限や筋トレ、有酸素運動のプランを作成していくのは難しいですよね。今ではそこら中に24時間ジムができているのでトレーニング自体はできるものの「これで正しいのかな?」と不安に思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そこで、プロに任せてしっかりダイエットに取り組もう!と考えたけど、結局どこのパーソナルジムに行けばいいのかわからない、と悩んでしまうという声をよく耳にします。

今回は良いパーソナルジムに出会えるようにチェックして欲しいポイントをお伝えいたします。

良いパーソナルジムの条件

どんなサービスでも当てはまりますが、求められているサービスを受けられなければ意味がないですよね?ダイエット目的でパーソナルジムに通う方が求めるものは『痩せる』という結果だと思います。その結果を提供できるのが良いパーソナルジムの条件であるといえます。

結果を出すためには私は以下の3つの点が重要になると考えます。

  1. 契約期間通い続けることができる
  2. すでに結果を出したお客様がいる
  3. ダイエットに役立つ知識を教えてくれる

それでは以上の3つの点についてそれぞれ何をチェックすればいいのかを解説していきます。

1.契約期間通い続けることができる

まず初めに契約をする際にはほとんどのパーソナルジムで期間を設定します。設定の基準としては金銭面と結果を重視してトレーナーとお客様が話し合って決めることになると思います。

これを読んでいる多くの方が「お金を払っているんだし火曜に決まってるでしょ」と思っていることでしょう。しかし!実際、私が大手ジムに勤務していた際には1/3のお客様が途中で退会するか音信不通になりその後来店されませんでした。

通えなくなってしまった原因としては下記ケースがほとんどでした。

  • トレーナーと相性が悪い
  • 仕事(育児)が忙しくて通う時間がない
  • 金銭的に通えなくなってしまった
  • 結果が出ていない

結果が出ないのいであればそれ以上通わずに返金を選択するのは当たり前ですが、一番多い理由が時間とお金です。

私が大手ジムに勤めていた時は、カウンセリングでは冷静な判断ができずに契約してしまい、自分の支払い能力を大幅に超えてしまっていたり、自分の通える時間が限られていて生活に余裕がなくなってしまったりというケースが多く見られました。

またトレーナーとの相性も重要です。私は店長をしていたこともあり毎月5〜10名の返金手続きの対応をしていましたが、返金になるスタッフにはかなり偏りがありました。

これはどこのパーソナルジムでも言えることですが、トレーナーの実力格差がとても大きいです。この人となら頑張れる、この人についていこう、と思えなければ通いたいと思えなくなってしまいますよね。そういった場合には早めにトレーナー変更を申し出るようにしましょう。

2.すでに結果を出したお客様がいる

名選手が名監督になることもありますが、選手時代にパッとしなくとも監督としては輝いているような人も多くいます。これはパーソナルトレーナーについても全く同じことが言えます。

トレーナーの体がムキムキであったり、すごくいいスタイルの持ち主でもトレーニングや食事の指導がうまいとは限りません。特にコンテストに出ているトレーナーに多いことですが、当たり前にできると思い込んで指導してしまうため、一般的には難しいことを要求してしまうことがあります。

その点、すでに結果を出しているお客様がいるのなら指導がしっかりできている証拠なのでトレーナーの見た目や肩書きに関係なく良いサービスが提供されていると考えていいでしょう。

3.ダイエットに役立つ知識を教えてくれる

初めに期間を設定して〜、と前述しましたが、最後まで通い切って卒業したとしても、その後リバウンドしてしまっては意味がありません。

通っている期間中はトレーナーが逐一指示を出してくれますが、なぜそういった食事やトレーニングをする必要があるのかをしっかり理解していないと、卒業後も同じように継続していくことは困難になってしまいます。

トレーナーの中には社内研修で覚えたマニュアル通りの指導しかしないというロボットのようなトレーナーもいますので、「なんでですか?」としつこく聞くようにしましょう。

満足のいくような回答が得られなければそのトレーナーはロボットトレーナーかもしれないので注意してください。

どうやってジムを選ぶか

パーソナルジム業界はほとんどがネット集客に依存しています。そのためお客様もまずはいろいろなジムのHPを見て検討するということが多いと思います。

ネットで目ぼしいジムが見つかったら、必ずカウンセリングに行ってください!

HPはどこのジムもかなり良くできています。ただ、実際に指導している現場とはイメージがかけ離れていることも少なくありません。

少し面倒ですが、安い買い物ではないので気になったジムには直接カウンセリングを受けにいきましょう!

カウンセリングの注意点

どこのジムでもカウンセリングは店長、ベテラントレーナーもしくは専門のカウンセラーが行います。

実際の指導にあたるトレーナーは違う人の場合が多く、カウンセリング時に聞いていた話と違っていたり、自身の求めるレベルの指導を受けれないことがあります。

可能であれば、契約の前に担当となるトレーナーとしっかり話しをして、目的、目標のすり合わせや指導方法の確認を行うと良いでしょう。

まとめ

どんな良いジムでも担当によって全く違う結果が出てしまいます。

プロに任せて結果を出そう!と思いたった方が、望み通りの結果を得られるジム選びができれば幸いです。

もちろん当店ではカウンセリング〜卒業までしっかりと指導をさせていただきますのでご安心ください。興味のある方はぜひぜひカウンセリングにお越しください。

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

2021年新年のご挨拶

2021年新年のご挨拶

皆さま、あけましておめでとうございます!

CALORIE TRADE JAPAN稲毛区店は2020年12月にオープンいたしましたので、今日から2ヶ月目の営業となります。

当然のことですが、今年はより多くの方に指導を行い、今より幸せになれるようサポートしていきたいと思っております。

ブログも定期的に更新し、ダイエットや機能改善に役立つ情報を発信してきますので、どうぞご期待ください。

本年もよろしくお願いいたします。

CALORIE TRADE JAPAN稲毛区店

代表 杉山将央

 

 

 

【最強ダイエット食材】鶏むね肉

【最強ダイエット食材】鶏むね肉

ダイエットといえば!と言ってもいいほど定番アイテムの鶏胸肉ですが、なぜダイエットに向いているのかはご存知ですか?

ダイエットに重要な栄養素であるタンパク質を多く含みながらも低脂質なことは皆さんおなじみだと思いますが、それ以外にも鶏むね肉を摂取することには様々なメリットがありるんです!

今回は鶏むね肉がダイエットに最適な理由について解説していきます!

鶏むね肉を食べるメリット

鶏むね肉を食べるメリットは下記の3つとなります。

  • 良質なタンパク質を効率よく摂取できる
  • ビタミンB6が豊富に含まれている
  • 疲労回復成分【イミダゾールジペプチド】が含まれている

それでは、ここからはそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます!

1.良質なタンパク質を効率よく摂取できる

ダイエットにおいてタンパク質が重要な役割を果たすことは過去の記事【ダイエットに高タンパク食がおすすめな理由】https://calorietradejapan-inageku.com/547/にて解説しましたが、

鶏むね肉は水分を除くとほとんどがタンパク質でできているため、鶏むね肉を食べるだけで多くのタンパク質を摂取することができます。

皮なしの鶏むね肉であれば100g中に約23gのタンパク質が含まれており、小柄な女性であれば1日に3回食べることで十分なタンパク質を確保することができてしまいます。

同じように100gの豚バラ肉を食べたとしてもタンパク質の摂取量は半分に満たない程度になってしまいます。また、豚バラ肉にはタンパク質が少ない代わりに脂質が多く含まれているため、摂取カロリーが高くなり痩せにくなってしまいます。

他の肉類やタンパク源と比べると、タンパク質の含有量が非常に多い鶏むね肉は余分なカロリー摂取を抑えつつ、タンパク質を効率的に摂取できるダイエットに最適なアイテムだといえます。

2.ビタミンB6が多く含まれている

タンパク質・脂質・炭水化物の総称である三大栄養素のバランスだけでなく微量な栄養素でも鶏むね肉は優秀だといえます。

鶏むね肉に含まれる微量栄養素のうち特に優秀なのがビタミンB6です。

ビタミB6は『補酵素』と呼ばれ、体の中でいろいろな働きをする酵素をサポートする効果があります。特にタンパク質をさらに細かくしたアミノ酸の吸収をサポートをしてくれます。

せっかく高タンパクを意識していても体の中で活用できなかったら意味がないですよね。

鶏むね肉を摂取するとタンパク質と同時にビタミンB6を摂取できるので、タンパク質を有効活用できるということです!

タンパク質を摂取しているのになかなか筋肉がつかないという方はビタミンB群の摂取を検討してください。

3.イミダゾールジペプチド

『イミダゾールジペプチド』は鶏むね肉特有の栄養素で、アミノ酸の「カルノシン」や「アンセリン」が結合してできたものです。

このイミダゾールジペプチドには優れた疲労回復効果あると言われており、渡り鳥が飛び続けることができるのも、イミダゾールジペプチドが疲労を軽減してくれているからだと考えられています。

肉体的疲労以外にもイミダゾールペプチドは精神的な疲労や認知症の予防にも効果があると言われています。

抗酸化作用も持ち合わせているため体の錆びつきを抑えることで、老化やさまざまな不調の原因となる炎症を抑えてくれることも期待できます。

おすすめ調理法

鶏むね肉がダイエットに向いていることがわかっていても「パサパサして食べづらい」と感じている方と感じて敬遠してしまうこともありますよね。

鶏むね肉は意外にも水分含有量が75%と非常にジューシーなお肉です。しかし加熱する過程で水分が失われ、あのパサパサした食感になってしまうんです。

そこで!鶏むね歴7年の経験をもとに、水分を失わず美味しく食べることができる紹介していきます!

ほったらかしチキン

フライパンがあれば誰でもできる超簡単レシピです!小学生の家庭科レベルの私でもできたので皆さんなら楽々できてしまうはずです!

皮がついたまま調理をするので、脂質を控えたい方は調理後に取り外して食べるようにしてくださいね!それでは調理方法を説明いたします。

  1. 冷蔵庫から取り出した胸肉をそのまま皮面を下にしてフライパンの上に置く
  2. フライパンに火をつけ火を最弱火にする(強すぎると焦げるので注意!)
  3. そのまま25〜30分放置(気温や肉の暑さで調整しましょう)
  4. ひっくり返して30〜60秒経過したら火を消す
  5. 10分〜15分放置したら完成!

とても簡単ですよね!油をは皮から出てくるため使用しなくてOKです。ハーブソルトをかけて食べるととても美味しいですよ!

低温茹でむね肉

低温調理というと専用の調理器具がないとできないので、自分でやるとなると温度管理が大変なイメージがありますよね。しかし、安心してください!超ズボラな私が使ってきた調理法なので難しいはずがありません!(笑)鍋があればできます!

先ほどとは違い大きい鍋を使えば一度に3つほどは調理できるので、日頃お忙しい方でも作り置きができるんです!

調理方法は下記となります。

  1. 鶏むね肉を冷蔵庫から取り出し常温にしておく
  2. 鍋にたくさん水を入れ沸騰させる
  3. 水が沸騰したら皮をとった鶏むね肉を入れ火を止めて蓋を閉める
  4. そのまま20〜30分放置したら完成!(大きさ、個数、気温によって時間は調整しましょう)

私は冷水で熱をとってから5ミリほどの暑さに切りポン酢で食べることが多いですが、いろいろなアレンジができると思いますのでぜひお試しください!

まとめ

今回は最強ダイエット食材鶏むね肉について解説いたしました。

鶏むね肉はタンパク質の中でも特に低カロリーで安価なので今すぐにでも取り入れて欲しい食材です!

年末年始で太ってしまったという方は鶏むね肉に置き換えてこれ以上の増加をなんとか食い止めましょう!

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

ダイエットの鍵となるPFCバランスとは

ダイエットの鍵となるPFCバランスとは

ダイエットを始めると食事制限をするというのは当たり前になってきていますよね。制限をする中でご飯を抜いたり、サラダだけを食べたりすると摂取カロリーを減らすことだけを過度に意識してしまうと栄養素のバランスが崩れてしまいます。

バランスが悪い食事制限を行ってしまうと、痩せることはできても健康を損なってしまったり、リバウンドのリスクを高める可能性もあるので、今回は三大栄養素の摂取比率であるPFCバランスについて解説していきます!

PFCバランスとは

PFCはそれぞれ、P=protein(タンパク質),F=fat(脂質),C=carbohydrate(炭水化物)のことを指しています。

なので、PFCというのは家庭科で習った三大栄養素と同じ意味になります。

ビタミンやミネラルとは異なり、三大栄養素には熱量(カロリー)があるため、摂りすぎるとと太る原因になってしまいます。

全てを減らせば摂取カロリーが制限されますが、それぞれに大事な役割があるため、バランスを損なわないようにすることが大切です。

PFCそれぞれのカロリーの求め方

PFCバランスは質量(重さ)ではなく、熱量(カロリー)の比率で計算を行います。

P,F,Cそれぞれ1gのカロリーは以下になります。

  • P,タンパク質・・・4キロカロリー
  • F,脂質  ・・・・9キロカロリー
  • C,炭水化物 ・・・4キロカロリー

このように見てみると脂質が圧倒的に高カロリーなことがわかりますね。揚げ物が太りやすいというのも納得ですね。

PFCの役割

三大栄養素にはそれぞれ役割がありますが、大まかに分類すると、脂質と糖質は体を動かすエネルギー、タンパク質は体を作る材料と考えられます。

体は日々古いものを新しい状態に作り替える必要があるため、材料となるタンパクいつの摂取は必須になりますが、太っている人の場合エネルギーはすでに体脂肪として体に蓄積されているため、

体を動かすためのエネルギーの摂取はそこまで必要がなくなります。

ダイエットをする際には基本的には脂質か糖質どちらかをメインのエネルギー源として摂取して、タンパク質は体を作る材料として必ず摂取するようにすると良いでしょう。

おすすめのPFCバランス

続いては私がクライアントへの実際の指導に用いているPFCバランスについて解説していきます!

比率については全て質量(グラム)ではなく熱量(カロリー)で表記していきますのでご注意ください。

脂質少なめのPFC

日本食に一番近く、多くの人に適用しやすいPFCバランスになります。比率は下記になります。

P:F:C = 4:2:4

私の経験上、いつもの食事よりも高タンパクと低脂質を意識し、白米やパンなどの主食を気持ち少なめにすることで近しい比率になる方がほとんどでした。

鶏胸肉などの低脂質なタンパク源をメインに食事を組み立てると良いでしょう。

この比率ではエネルギー源として非常に優れている炭水化物を摂取することができます。

日常での疲れやだるさを感じにくく、パフォーマンスの低下が起こりにくいので、スポーツをしているアスリートや日頃運動量が多い方などに特におすすめのPFCバランスとなります。

糖質制限PFC

糖質制限を行う方のPFCバランスの推奨比率は下記になります。

P:F:C = 3:6:1

炭水化物については1と表記していますが0に近ければ近いほど良いです。その理由については糖質制限について解説した下記ブログで解説していますので、是非チェックしてみてください。

【糖質制限で痩せるためのポイント解説】https://calorietradejapan-inageku.com/558/

タンパク質の比率を高めすぎるとと血液が酸性に傾いてしまい低血糖のような症状が出るケトアシドーシスという状態になってしまい非常に危険なため、先ほどの脂質少なめPFCよりも摂取量を抑えるようにしましょう。

こちらの比率の場合は糖質を摂取しないようにすることを意識すればOKです。希に脂質の摂取量が多すぎて痩せれないというケースもありますので、脂質に関しては多めに撮ろうという意識はあまりしなくても大丈夫です。

中糖質中脂質PFC

糖質制限が体質的に不向きでどうしても倦怠感が強く出てしまう方などにおすすめなのが下記の比率です。

P:F:C = 4:3:3

糖質制限を行いながら、1食のみ炭水化物を摂取するようなイメージで行うと比率が安定しやすいです。

脂質と糖質とエネルギー源になる二つの栄養を摂取することになるので、厳密なカロリー管理が必要になります。食べ過ぎにならないように気持ち少なめに抑えておくと良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は現役パーソナルトレーナーが実際に指導に用いている三つPFCバランスについて解説いたしました!

今回紹介した三つを実践しても十分効果は期待できますが、ひとりひとりの今の状況に合わせた指導ではないので参考程度に留めておいて、自身にぴったりの比率を探してきてくださいね!

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

続・ダイエットのプロが教える効果的なエクササイズの選択方法

続・ダイエットのプロが教える効果的なエクササイズの選択方法

前回の記事https://calorietradejapan-inageku.com/651/では有酸素運動と筋トレの特徴や痩せるエクササイズを選択する際に意識することなどを解説させていただきました。

「具体的にどんなエクササイズがいいんだよ!!!」という方のために今回は300名以上のダイエットをサポートしてきた経験をもとに、おすすめの痩せるエクササイズを3つ紹介していきます!

おすすめエクササイズ1 ランニング

痩せるエクササイズであれば第一におすすめなのが走るということです。これは皆さん当たり前のように行っていると思いますが、自分の体を使っているため、実はかなり負荷が高い運動なんです!

また、自分の体とやる気だけあれば、特にお金もかからずできるので取り組みやすいというのもおすすめできるポイントの一つです。

ポイント

ランニングは時間を長くというよりどれだけ長い距離走れたかがポイントになるので、距離を決めて走りましょう。継続できなくては意味がないので、20分間無理なく走り続けられるペースから始めることをおすすします!

長時間走っていたとしても走るペースが遅いとなかなか消費カロリーは上がらないので、慣れてきたら徐々にペースをあげるようにしましょう。また、歩くのと同様に地面から両足が離れるタイミングがないとジャンプしていないことになるため消費カロリーが落ち込んでしまいます。

ゆっくりでもいいですが、しっかり走る意識で行いましょう。

おすすめエクササイズ2 スクワット

次におすすめなエクササイズはスクワットという筋トレ種目になります。

スクワットは太ももとお尻の筋肉を刺激しますが、この二つの筋肉はとても大きな筋肉なので消費カロリーが高いエクササイズでありながら筋肉量の増加も見込めます。

ポイント

ジムに行ける方であればバーベル、ダンベルなどの重りを使用しましょう。自体重のみでも十分効果的ではありますがとても強い筋肉を使うため刺激が足りない可能性があります。BMI30未満の方は重りを使用するようにしましょう。

ジムに行けない方はスローで行うかジャンプの動作を取り入れたジャンピングスクワットを行ってみましょう!

動作をゆっくり行うことで力を発揮している時間が長くなり、筋肉への刺激が強まります。また、ジャンプを取り入れることで着地時に自体重以上の負荷をかけることが可能となります。

おすすめエクササイズ3 バーピージャンプ

なかなか聴き慣れないエクササイズだと思いますが、痩せる目的のエクササイズでは私が一番おすすめのエクササイズです。

自分の体のみで行えるエクササイズですが、とても激しい有酸素運動になるため短時間で消費カロリーを高めることができます。

動作については下記になります。

  1. 真っ直ぐ立った状態からしゃがみこんで足元の床に両手をつく
  2. 手を床についたまま後ろにジャンプして腕立て伏せの姿勢になる
  3. 床に手をつけたまま前にジャンプして元の蹲み込んだときの姿勢に戻る
  4. 床から手を離し、立ち上がると同時に高くジャンプする
  5. 1〜4を繰り返し行う

ポイント

20秒間を1セットとして1分休憩を挟んで5セット行いましょう。慣れてきたら休憩の時間を少しずつ短くすることでさらに負荷を高めることができます。

バーピージャンプ20秒、休憩10秒で5セットを最終的な目標として取り組んでみましょう!

まとめ

今回は具体的なエクササイズを3つ紹介させていただきました!

今回の3つ以外にもダイエットに適したエクササイズは多くありますので、前回の記事を参考に自身で種目選択を行ってみてください。

運動も大事ですが、摂取カロリーを抑えることも非常に重要ですので、食事の管理も徹底してダイエットを成功させましょう!

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

ダイエットのプロが教える効果的なエクササイズの選択方法

ダイエットのプロが教える効果的なエクササイズの選択方法

ダイエットをしているなら誰もが『できるだけ楽をして効率よく痩せたい』と考えますよね。

ダイエット目的で運動を始める方はいますが、何をすればいいのかわからず効果的ではないエクササイズを取り入れてしまっているということが多いように感じます。

下記条件を満たすエクササイズを取り入れることで効率的なダイエットが可能となります!

  • 筋肉量を増やす
  • 消費カロリーが高い

それでは具体的にはどのようなことを意識するべきなのかを解説していきます。

消費カロリーを高めるために意識すること

ダイエット目的のエクササイズを考える際にまず考えなければいけないことは摂取カロリーを消費カロリーが上回っているかということです。

消費カロリーの方が大きければ、体内に蓄積したエネルギーである体脂肪が利用され燃焼されます。そのため痩せるために運動をする場合、消費カロリーを高くすることを第一優先に考える必要があります。

消費カロリーの高いエクササイズとして意識する点は下記の3点です。

  1. 高負荷で行う
  2. 大きく動かす
  3. 大きい筋肉を使う

それぞれが有効なエクササイズである理由を解説していきます!

1.高負荷で行う

筋トレであればより重い重さで行う、走るのであればより早く走る、より傾斜のついた道を走るなど負荷を上げれば上げるほど消費カロリーは高くなります。

物理的に考えた時に運動エネルギーを増加させることができればエネルギー消費が増える=消費カロリーが増えるので痩せやすくなると考えられますよね。

トレーニングをする時には軽い重さのトレーニングではなく、高重量を扱えるトレーニングを取り入れると良いでしょう。

2.大きく動かす

小さく動かすよりも大きく動かす方がよりエネルギー消費が多くなり痩せやすくなります。

ただ、大きく動かしていても重力に対して垂直に動かすなど負荷がかかっている方向とは逆方向に大きく動かすことが重要です。

自重やダンベルなどを使う場合は、より高低差が出るようなエクササイズを選択すると良いでしょう。

3.大きい筋肉を使う

小さい筋肉より大きい筋肉の方が強い力を発揮できます。そのため負荷の高いトレーニングを行うことができるので消費カロリーを高めることが容易になります。

また、大きい筋肉は燃費が悪く動かすのに大量のエネルギーが必要になるため小さい筋肉を使ったエクササイズよりも大きい筋肉を使ったエクササイズの方が消費カロリーが高くなる傾向があります。

車で例えると、小さい筋肉はプリウス、大きい筋肉はランボルギーニといったイメージです。

人体では他の部位に比べ下半身が圧倒的に大きい筋肉を持つのでスクワットなど下半身を中心に鍛えることで、より効率的にダイエットができると考えられます。

有酸素運動VS筋トレ

痩せようと思った時には、まずランニングやウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる人が多いですが、ライザップなど多くのダイエットジムやパーソナルジムでは筋トレを中心に行っていますよね。

ランニングなどの運動は『有酸素運動』と呼ばれていますが、その名の通り体脂肪を燃焼しエネルギーとして利用する時には必ず酸素が必要になります。そのため息が上がっているかが消費カロリーが高いかどうかの一つのバロメーターになります。

そう考えると無酸素運動である筋トレなど瞬発的に力を発揮する運動は消費カロリーが少ないように感じますよね。

しかし、無酸素運動をした後には多くの酸素が取り込まれ、有酸素運動と同じく体脂肪がエネルギーとして使われています。

短距離のダッシュはほとんど無呼吸で行われますが、走り終わった後には息が上がり呼吸数が大幅に増えているので無酸素運動でも消費カロリーは高いと考えられます。

ダイエット目的で行う場合、有酸素運動も筋トレもそれぞれ別々のメリットがあるので下記で解説していきます。

有酸素運動

メリット

  • 消費カロリーをすぐに高めることができる
  • 低負荷で行える
  • 怪我をしにくい
  • 疲れが残りにくい

デメリット

  • 時間効率が悪い
  • 運動した時にしか消費カロリーが高まらない

筋トレ

メリット

  • 基礎代謝を高めることで運動をしなくても痩せやすい体になる
  • 筋トレ後も燃えやすい状態が続き消費カロリーが高まる
  • 時間効率が良い
  • リバウンドのリスクが低くなる

デメリット

  • 怪我のリスクが高い
  • すぐに消費カロリーを高めることができない
  • 筋肉痛などの疲れが残りやすい

筋トレは有酸素運動と比べると負荷が高いため、短い時間でもより多くのエネルギーを消費することができます。ただ、その分高負荷で行うため怪我のリスクが高まり、筋肉痛などの疲れも残りやすくなります。

また、有酸素運動が運動をした分だけ消費カロリーが高まるのとは異なり、筋トレは継続していくことで筋肉量が増えて基礎代謝が高まるため、何もしなくても消費するカロリーが高まります。

ここまでを読むと筋トレの方がダイエットに適しているようにも見えますが、筋肉量の増加はとてもゆっくり起こるので、基礎代謝の増加が起こるまでには年単位の時間が必要となります。

手っ取り早く痩せたい!という方は有酸素運動を長時間行う方が短期的には良い結果を出すことができるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はダイエットに効果的なエクササイズを選択する際に意識する点について解説してみました。

次回のコラムでは、もし筋トレをするなら具体的にどのような種目がいいのかを解説していこうと思います!

ダイエットにはいろいろな方法がありますが、食事制限で摂取カロリーを抑える運動によって消費カロリーを高めるということが重要となります。

ダイエットをしている方は少しでも消費カロリーが高くなるように、筋トレも有酸素運動もどちらも並行して行うようにしましょう!

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

ダイエットの強い味方”BCAA”とは

ダイエットの強い味方”BCAA”とは

せっかく頑張ってダイエットをするなら少しでも効率よく痩せたいものですよね。

BCAAと呼ばれるアミノ酸は脂肪の燃焼を促進したり筋肉を減りにくくしてくれるためダイエットの効果を高めてくれるんです!

BCAAとはどういったものなのか、なぜダイエットに効果的なのかを詳しく解説していきます。

BCAAとは

BCAAというと全く聞いたことがないという人も多いかと思います。しかし、BCAAはスポーツ飲料に含まれていることが多いアミノ酸で、トップアスリートもトレーニングや試合中に摂取しています。

まずはBCAAやアミノ酸とはどういったものかを確認していきましょう。

BCAAは3種類のアミノ酸

タンパク質を細かく分解するとアミノ酸になります。アミノ酸は全部で20種類あり、それぞれが体の中でいろいろな働きをしています。

そして、BCAAは3つのアミノ酸、バリンロイシンイソロイシンのことを指します。BCAAとは3種類のアミノ酸の総称である分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acid)の頭文字をとったものです。

どんな人におすすめなのか

アミノ酸は肉、魚、卵などのタンパク質を摂ることでももちろん摂取できます。タンパク質を取ることの重要性については、こちらの記事

【ダイエットに高タンパク食がおすすめな理由】https://calorietradejapan-inageku.com/547/で紹介しましたが、

BCAAの摂取はタンパク質を摂取するよりも効率よく一定の効果を得ることが期待できます。下記項目に当てはまる方はBCAAを摂取することをおおすすめします。

  • ダイエットをしている方
  • 運動やトレーニングをしている方
  • 運動のパフォーマンスや集中力を向上したい方
  • 疲れやすかったり疲れが残りやすい方

BCAAを摂取するメリット

①筋肉の分解を抑える

ダイエットのキーポイントである基礎代謝を上げるためには筋肉量を増加させることは必須となります。

運動中、筋肉では糖質以外にアミノ酸もエネルギーとして使用されますが、アミノ酸が不足すると筋肉を分解して不足分のアミノ酸を作り出してしまうため、筋肉が減少してしまいます。

そこで、運動前や運動中、特に筋肉の合成に関わるアミノ酸であるBCAAを摂取することで筋肉の分解を抑えることができます。

また、筋肉は常に合成と分解を繰り返しており、一定の筋肉量を維持していますが、ダイエット中はアンダーカロリーになるため分解が優位になりやすい状態となってしまいます。

そこで、BCAAを摂取することで運動中以外でも筋肉量の減少を抑えることができ、基礎代謝の低下を抑えることができます。

②体脂肪を減少させる

BCAAには脂肪燃焼を促進させる効果を持つ成長ホルモンの分泌量を増やす効果があります。そのためBCAAを摂取するだけで消費カロリーを高める効果を期待できるので、ダイエット中の方には特におすすめです!

③疲労、筋肉痛の軽減・回復を早める

①でも書きましたが、筋肉の材料となるBCAAは運動中に摂取することで筋肉の分解を抑える効果があります。そのため疲労を感じにくく持久力が向上します。また、BCAAを摂取することで筋肉痛や筋肉系のけが(肉離れなど)の修復も早くなります。

パフォーマンスの向上だけでなく回復のスピードも早めてくれるため、運動やスポーツを定期的に行っている方はぜひ摂取してみてください。

④集中力を高める

BCAAを摂取することで眠気や疲労感を感じさせるセロトニンというホルモンの分泌を抑えることができます。

セロトニンはトリプトファンというアミノ酸が脳内に入ることで分泌が促進されますが、BCAAにはトリプトファンが脳内に侵入するのを防いでくれる効果があります。

トレーニング中にあくびが出てしまったり疲労を感じやすい方はセロトニンが分泌されているのかもしれません。BCAAを飲むことでトレーニング終盤まで集中力を維持しトレーニングパフォーマンスを保つことができるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はダイエットやトレーニングに効果的なBCAAについて解説させていただきました!

BCAAは比較的安価で摂取もしやすいサプリメントなので是非お試しください!

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

夜遅くに食べると太るのはなぜ?その理由と食事が遅くなった時の対処法をご紹介

夜遅くに食べると太るのはなぜ?その理由と食事が遅くなった時の対処法をご紹介

「夜遅くにたくさん食べると太る」というのは昔から言われていますよね。

これは、ダイエットしている人にとっては絶対に避けなければならないことで、ダイエットの基本中の基本と言ってもいいでしょう。

しかしなぜ人は、夜遅くに食べると太ってしまうのでしょうか?

今回は、夜遅くに食べると太ってしまうその理由と、いつどんな食べ方をするのがベストなのかをお伝えしていきます!

夜に食べると太る理由は?

①食べてすぐに寝るから

人間の体というものは、起きているときに食べ物を消化し、それをエネルギーに変えて動いています。

食べたものを消化するのにかかる時間は2~3時間ぐらいですが、就寝時間にはよるものの、夜遅くに食べてしまうと、寝ている間に消化されていきます。

寝ている間は、体を動かしている昼間と違って、エネルギーを使いません。

そのため、食べ物の消化によって作られたエネルギーは消費することなく、ただただ脂肪として体に溜まっていってしまうのです。

よって、食べてすぐ寝るのではなく、とりあえず2~3時間置いてから寝た方が太ることを防げるのです。

もし夜12時に寝るのであれば、遅くても夜9時までには食事を終えておくなど、逆算して食事を取る時間を考えるようにしましょう。

②朝食を抜くことで逆に食べ過ぎてしまうから

夜遅くにたくさん食べてしまうと朝に空腹を感じにくくなるので、結果的に朝食を抜くことになりますが、これが大きな間違いです。

朝は、体内時計がリセットされ、体が「蓄積モード」から「消費モード」へ切り替わる時間帯です。

このモード切り替えのためのスイッチとなるのが「朝食」です。

しかし、朝食を抜くということは、前の晩から翌日の昼食まで何も食べていないということになり、「このままではまずい!」と思った脳が、次に体内に入ってきたものを消費することなく蓄えようとするのです。

スイッチが入っていないのですからこうなるのは当然のことで、食べたものはもう何でも歓迎してしまうのですね。

食事は一度でも抜くと、逆にかなりの量を食べてしまったりすることもあるので、これらを繰り返すうちに、太りやすい体ができてしまいます。

そのため、①でお伝えしたように、食事を摂る時間に十分に気を付け、その上で朝食もしっかり食べるようにしましょう。

③たんぱく質「BMAL1」が関係しているから

BMAL1(ビーマルワン)には、脂肪を作って溜め込むために必要な酵素を増やす働きがあります。

また、BMAL1は体内リズムと密接な関係があり、時間帯によって増えたり減ったりを繰り返します。

特性として「昼に少なく、夜に増える」というのがあり、1日のうちで22時~午前2時頃にピークを迎え、午前6時頃から減り続け、15時頃に一番少なくなります。

ちなみに朝にBMAL1の量が減るのは、太陽光線と関係があるとされています。

特に22時~午前2時頃のBMAL1は、15時頃の約20倍にも達するというデータもあるため、夜遅くの食事がいかに危険であるかが分かっていただけるかと思います。

どうしても食事が遅くなる時の対処法3つ

BMAL1がもっとも増加する22時~2時の間は、食事を摂ることを避けたいところですが、どうしても難しい日もありますよね。

遊んでいて帰りが遅くなったとか、シフトの関係で休憩が取れず昼ご飯が遅くなってしまったからとか、理由はいろいろあると思います。

遅くに食べても良くないし、かと言って夜遅くに食べた分朝抜くというのも良くないことは先にご紹介した通り。

では、どうしても食べるのが遅くなってしまう時はどうすればいいのでしょうか?

①たんぱく質や野菜を中心に食べる

時間が遅くなればなるほど、ラーメンや白米など脂質や炭水化物系が食べたくなりがちですが、そこは押さえて、野菜・海藻・こんにゃくなどカロリーを気にしなくていいものを選ぶようにしましょう。

もしどうしても炭水化物が食べたいなら、うどんや雑炊など消化しやすいものを食べると良いです。

また、肉や魚、豆腐などのたんぱく質も脂肪になりにくいことから、夜遅くに食べるとしても安心です。

ただし、肉と言っても脂肪分が少ないもの(牛肉ならサーロインではなくヒレ、鶏肉ならササミなど)を選びましょう。

ちなみに調理方法は、揚げたり炒めたりするよりも、焼いたり蒸したりする方が良いです。

②19時頃におにぎりを食べる

BMAL1のピークは22時からと先にお伝えしましたが、もしこれぐらいの時間から食事をするのであれば、一般的な夕食時間である19時頃におにぎりを一個食べておきましょう。

これは、昼食から夕食までの間が長すぎると、食べ過ぎてしまう可能性があるからです。

おにぎりは炭水化物の塊なので逆効果ではと思いますが、まだ体がエネルギーを消費している時なので、たとえ炭水化物を摂っても糖質が溜まりにくいのです。

③よく噛んで食べる

脳の視床下部には「満腹中枢」という、食欲を抑制する指令を出す神経があります。

そのため、ゆっくり時間をかけて食べると満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。

また、噛む回数が増えれば、その分次々に食べ物を口に入れることがないので、過食せずに済みます。

しっかりよく噛んで、ゆっくり食べるようにしましょう。

まとめ

現代は、食べ物がたくさん揃っている「飽食の時代」と言われています。

食べたいと思えば例え遅い時間であっても、食べ物を調達できる時代であるため、高カロリー・高脂肪の食事を摂る機会が自然と増え、結果的に脂肪をどんどん溜め込みやすい状況に陥りやすいです。

日本人は特によく働く生き物ですから、遅くまで仕事をしているという人も多いでしょう。

そんな中で、さらにどんな時間でも食べ物が手に入るとなれば、余分な肉が増えてしまうことは避けられません。

しかし、夜遅くに食べることになってしまっても、食べ方を工夫すれば肥満は防げます。

この記事を読んで、ぜひ今一度自分の食生活を見直してみてください!

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

【最強ダイエット食材】ブロッコリー

【最強ダイエット食材】ブロッコリー

「ブロッコリーとささみばっかり食べてるんでしょ?」とよく聞かれる代表の杉山です(笑)

ボディビルダーがよく摂取しているイメージがあるブロッコリーですが、、実は!美容やダイエットにも非常に効果的で、特に女性にはおすすめの食材なんです!

今回は最強ダイエット食材の紹介第二弾、ブロッコリーについて徹底解説していきます!

ブロッコリーが女性におすすめの理由

ダイエット食品として有名なブロッコリーですが、特に女性にとって必要な栄養成分を多く含む食品でもあります。なぜ女性におすすめなのかを解説していきます。

脂肪がつきにくくなる

女性は男性よりも筋肉量が少ないため、筋肉が求める栄養が少なくなり、脂肪細胞にに栄養が運ばれやすく体脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。

ブロッコリーに多く含まれるクロムという成分はインスリンの反応を改善する効果があるため筋肉に栄養が運ばれやすくなり体脂肪の蓄積を抑えてくれる効果が期待できます。

むくみ予防・改善

むくみに関してはこちらのコラム【千葉市稲毛区のパーソナルジムが教えるむくみ解消法】https://calorietradejapan-inageku.com/419/でも紹介しましたが、塩に含まれているナトリウムという成分を体外に排出できるかどうかが鍵となります。

ブロッコリーに多く含まれているカリウムは体内のナトリウム濃度を調整してくれる効果をもつため、むくみにつながるナトリウム過多の状態を予防・改善してくれます。

デトックス・美容効果

ブロッコリーの新芽に多く含まれる辛味成分であるスルフォラファン解毒作用、抗酸化作用があるため体の錆びつきを抑え、不要な老廃物を排出してくれると考えられています。また、スルフォラファンは癌予防にも効果があることがわかっています。

美肌を作り上げるコラーゲンの生成を助けるビタミンCも多く含まれているため、美容効果も抜群といえるでしょう。

筋トレするならブロッコリー

先ほどは女性におすすめと紹介しましたが、トレーニングをする人、筋肉をつけたい人にもブロッコリーはおすすめな食材です!

もちろん筋肉が増えれば消費カロリーが高まりダイエット効果も期待できるため、痩せたいと思っている方もぜひこの先をご覧ください!

テストステロンの分泌量を増やす

女性と男性の体つきの差は性ホルモンによるものです。男性ホルモンと呼ばれるテストステロンは筋肉を増強する働きがあるため、一般的には男性の方が筋肉が発達しやすく痩せやすいと言えます。

アブラナ科の野菜に多く含まれているジインドリルメタンとI3C(インドール-3-カルビノール)という二つの成分はブロッコリーにも多く含まれており、

これらの成分が体内で女性ホルモンであるエストロゲンの働きを抑えテストステロンの効果を増強すると言われています。

トレーニング前の食事にブロッコリーを取り入れることで、テストステロン値をあげ筋トレの効果を高めることができるでしょう。

骨を育てる

骨の主成分であるカルシウムを多く含むと同時にブロッコリーはマグネシウムも多く含んでいます

カルシウムが骨になるためにはマグネシウムが必要になるためブロッコリーを摂取することで効率よく骨を作ることができるようになります。

密度の高い骨がなければ強度の高いトレーニングに耐えられないため、ブロッコリーで骨を育てることも筋肉の増強につながると言えます。

筋肉の合成をサポートする

筋肉を増やすためにタンパク質を多く摂ることを意識している人も多いと思います。タンパク質といえば肉や魚など動物性食品をイメージすることが多いですが、意外にもブロッコリーには多くのタンパク質が含まれています。

野菜や果物でタンパク質が含まれていることはかなり珍しいですよね。

ブロッコリーにはタンパク質が豊富なことがわかりましたが、タンパク質だけでは筋肉は作られません。タンパク質が筋肉の材料になるのは事実ですが、筋肉を合成するためにはビタミンB群が必要になります。

ブロッコリーにはタンパク質だけでなくビタミンB群も豊富なため筋肉の合成をサポートしてくれる働きがとても強いんです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はダイエットやトレーニングをする方に非常におすすめなブロッコリーについて解説いたしました。

様々なメリットがあるブロッコリーですが、カサ増しにも使える低カロリーな食材ですので、ぜひ料理に取り入れてみてください!

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!