現役パーソナルトレーナーが教えるダイエットの嘘

最近では皆様の健康意識が高まってきているのか、ダイエット企画や健康に関するテレビ番組が放送されています。

また、ネットを見ても多くのダイエット情報があり、どれが正しいのかわからなくなってしまい、迷走してしまったという人もいるのではないでしょうか。

どんなことでも言えますが、情報には利権が絡むことがほとんどです。盲目的に信じてしまうのは危険だといえます。

テレビならスポンサーの意向を組んで、嘘が真実かのように語られていることも多くあります。情報が氾濫する現代では取捨選択する力を身につけることが大切です。

そこで、今回はよく耳にするダイエット情報が本当に正しいものなのか、累計300人以上のダイエットを成功させてきたプロのトレーナーが解説させていただきます!

よく耳にするダイエット情報は正しいのか?

今回解説していくのは下記の5つのダイエットに関係する情報です。どれも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

  1. 朝ごはんはしっかり食べた方が良い
  2. 夜遅くに食べると太る
  3. 水分を取ると浮腫む
  4. 糖質制限では糖質以外は何を食べてもOK
  5. 脂肪が筋肉になる

それでは、順番に解説させていただきます!

1.朝ごはんはしっかり食べた方が良い

朝早くに家を出るという人は朝ごはんを食べていないことも多いですよね。

それが太ってしまっている原因となっているのでしょうか…答えは△です!

半分正解、半分不正解といったところなので、△とさせていただきました。

大半の人が朝から夕方ごろまで学校や仕事など運動量が増えることが多いため、朝にしっかりとエネルギーを体に取り入れることで、代謝があがり痩せやすくなると考えられます。

ただ、ダイエットにおいて最重要なのは摂取カロリーと消費カロリーの差を作ることです。

今まで朝ごはんを食べていなかった人が、昼と夜の食事をそのままに、朝ごはんを食べてしまうとその分のカロリーが追加されることとなり、太ってしまう可能性が高くなります。

朝ごはんを食べるようにする場合、1日の総摂取カロリーが高くならないように気をつけましょう!

2.夜遅くに食べると太る

どうしても帰りが遅く、夜中に食事なんてことはありませんか?太ってしまうから夜は我慢してるという方もいるかと思います。

夜遅くに食べると太るのか、正解は…×です!

かなり意外かもしれませんが、これまた先ほどと同じく、タイミングよりも摂取カロリーが大切であるということを考えればわかりますね。

実際に朝の7時〜11時に全てのカロリーを摂取する群と夜の7時〜11時で同じように摂取する群では体重、体脂肪の増減に優位な差は見られなかったという研究もあります。

夜遅くに食べている人は昼食から時間が空いてしまっていることが多く、知らず知らずのうちに夕食の量が多くなってしまっていることがあります。

そのため、夕方ごろに上手に間食を利用することで、総量を抑えられ、ダイエットが成功しやすくなるでしょう。

3.水分を取ると浮腫む

夕方ごろには脚がパンパンになってしまうという声をよく耳にします。

浮腫むというと水分が溜まってしまっているイメージですが、正解は×です!

以前、こちらの記事【千葉市稲毛区のパーソナルジムが教えるむくみ解消法】でも解説しましたが、水分不足によって循環が出来ず、老廃物が溜まってしまうことで浮腫が発生しやすくなります。

よくモデルさんが言うように、水を飲むことがむしろ浮腫予防に効果的ですので、しっかりと水分を摂取するようにしましょう!

4.糖質制限では糖質以外は何を食べてもOK

数年前からダイエット=糖質制限というイメージが定着していますが、糖質さえ制限していれば何を食べても大丈夫なのでしょうか。

正解は…×です!

糖質を制限することで体の中にある脂肪をエネルギーとして使うこととなるので、糖質を制限することは必須となります。

ただ、糖質を制限できていたとしても、他の栄養素である、タンパク質、脂質の摂取量が多すぎると摂取カロリーが高くなってしまい、体の中のエネルギーが使われなくなってしまいます。

糖質の摂取を控えつつ、全体の摂取カロリーも抑える必要があるため、何を食べても大丈夫ということはないので注意が必要ですね。

5.脂肪が筋肉になる

もともと太っている人の方が痩せている人より筋肉がつきやすく、脂肪が筋肉になると考えている人も多いのではないしょうか。

しかし、脂肪が筋肉になるというのは…×です!

脂肪と筋肉は全く別物なので、脂肪が筋肉に変わるということはありません。

太っている人の方が筋肉がつきやすいというのは、元々の筋肉量が多いことがあるからです。

太っているということは体重が重いので体を動かしたり支えたりするのに痩せている人よりも多くの筋肉が必要になります。

そのため、特別にトレーニングをしていない人でも痩せている人と比べると筋肉量が多いことがほとんどです。

痩せて脂肪がなくなったときに筋肉が残っていると元々痩せている人と比べて筋肉が多くなるため、脂肪が筋肉に変わったように思えてしまうのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。全問正解できましたか?

聞いたことのある情報でも誤ったものは多くあります。今回ご紹介したものはほんの一部です。

迷ってしまった時にはダイエットの大原則である、【消費カロリーを高め、摂取カロリーを抑える】ということを考えて行動すると良いでしょう

しっかりと正しい情報で最短最速の結果を出したいという方はプロに相談することを考えても良いかもしれませんね。

最後まで見ていただきありがとうございました!

以上、CALORIE TRADE INAGEがお送りいたしました!

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